クリーム剤の角層溶解効果の評価方法を確立

クリーム剤の角層溶解効果の評価方法を確立しました!クリーム剤では、これまで評価できなかったんだ!

もっと詳しく知りたい方へ

研究の背景

おできなどは、雑菌が毛穴に感染することで膿んだ状態になります。この膿うみが痛みの神経を強く圧迫し、つらい痛みが引き起こされます。

つらい痛みから解放するため、膿などの毛穴内容物を早く排出することを考え、毛穴をふさいでいる角層を溶解することに着目しました。

おできの病態イメージ

研究の概要

角層溶解の効果

角層溶解効果 角層溶解の効果があると、角層シートが壊れるよ!

クリーム剤における角層溶解効果の評価

クリームを取り除いて角層シートを回収するのが開発のポイントなんだ!クリーム剤の上に角層シートを置く。クリームを取り除いて角層シートが壊れたかを観察
ジフェンヒドラミンサリチル酸塩に角層溶解効果があることを確認し、配合したクリーム剤で評価できたよ!

今後の展望

痛くて困っているおできなど、膿などが毛穴に詰まるような疾患に有効なクリーム剤を開発するため、この方法を役立てていきます。

おできの治療イメージ / 角層溶解剤により、膿などの毛包内容物が減少することで痛みが収まる

key word

  • 痛いおでき(症状)
  • 角層溶解(の評価)(方法)
  • 膿を出す(目的とする作用)
  • ジフェンヒドラミンサリチル酸塩(成分)
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