研究・開発方針
「一番手商品」を開発し続け、新しい価値をお客様にお届けします。
「一番手商品」へのこだわり
池田模範堂の研究開発部は、お客様の悩みを最初に解決する“一番手商品”を開発し、世の中に新しい価値をお届けすることを使命としています。
「こんな薬がずっと欲しかった」「もう治らないと諦めかけていたのに回復した」といった“初めての経験”をお客様に提供し、心に残る喜びを感じていただきたい。そのためには、私たち研究開発部が主体となって、隠れているニーズを掘り起こし、まだ誰も着手していない研究・開発にチャレンジし続けなければなりません。
例えば、商品開発にあたっては、部署の垣根を飛び越えて新商品のアイデアを出し合う横断型プロジェクトを発足させ、イノベーションが生まれやすい土壌作りに励んできました。また、大学への派遣(内地留学制度)や共同研究などを通じて最新の知見を取り入れることで、すでにあるニーズに対しても新しいアプローチを模索しています。
「肌悩みの解決」の一歩先へ
これまでの池田模範堂は、一貫してお客様のニーズを起点に商品を開発してきましたが、今後は一番手商品への道筋を広げるべく、製剤技術を起点とした商品開発もさらに推進していきます。
中でも、複数の有効成分を加えてクリーム剤を製造するエマルジョン技術(必要な成分を水分や油分と混ぜ合わせて乳化させる技術)は、池田模範堂が長年にわたって築き上げてきた唯一無比の技術です。こうした強みを軸に、より高い精度で、より確かなエビデンスに基づいた「本当に効き目があり安全な医薬品」を目指し続けます。
さらには、「肌の悩みを解決する」という至上命題に加え、「肌から健康へアプローチする」という新しい方向性も模索しています。具体的には、スキンケアや未病段階での疾患対策など、単にかゆみや病気を治すだけでなく、肌トラブルの予防と健康維持にも貢献できるような研究・開発を進めております。
一番手商品によってお客様に新たな価値をご提供し、「肌悩みの解決とその先」を見据えながら、私たちは一歩ずつ前進してまいります。
取締役研究開発部長
小嶋善彦