環境負荷低減
基本理念
株式会社池田模範堂は、かゆみ・虫さされ薬の「ムヒシリーズ」をはじめとした医薬品製造・販売等の事業活動を通じ、人々の健康と豊かな生活に貢献するとともに、地球環境の保全が重要課題の一つであると認識し、環境保全に配慮した活動を行います。
取り組み
省エネ
工場の屋上に「太陽光発電設備」を導入
本社工場棟の屋上に設置した太陽光発電設備は、855枚の太陽光パネルを設置し、350kw発電可能で、全量自家消費する仕様としています。電力消費量全体の約8%を太陽光発電でまかなうことができ、環境への配慮としてCO2削減量は年間約109 tを見込んでいます。
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大塚倉庫共同物流
池田模範堂の商品は大塚倉庫株式会社の倉庫東西2拠点を介して、全国の各代理店に配送しています。共同物流を推進することで、商品の積載効率向上によるトラック稼働台数低減など、環境に配慮した配送に取り組んでいます。
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重油からLNGに切替
工場のボイラー燃料を重油から液化天然ガス(LNG)に転換しました。従来と比べ、年間でCO2排出量は35%、燃料費は20~30%削減できます。
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「CONTINEWM」設置
エアコン内では回転するファンと空気の摩擦から静電気が発生することにより、気流の乱れやフィルター性能の低下を招き、必要以上に電力を消費します。「CONTINEWM(コンティニューム)」を採用することで、静電気の発生を抑制し、一部の設置場所では最大25%の消費電力を削減しています。
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- LEDへの切替
- 消費電力の削減に向け、照明のLED化に取り組んでいます。一部施設には人感センサーライトを採用しています。
- 工場空調運転時間の見直し
- 作業者の安全性を考慮した常時運転の空調機に対して、対象エリアが未使用時の安全性を保証する取り組みにより、稼働時間を短縮しています。
- 営業車にハイブリッド車を採用
- 営業活動に使用する営業車を随時ハイブリッド車に切り替え、CO2排出量削減に取り組んでいます。営業車のハイブリッド車の割合は97%です。
- クールビズ・通年ノーネクタイ勤務
- エネルギー使用量削減やCO2排出量削減に努めるため、クールビズを行ってきました。さらにその意識を高めると共に、業務の効率化・生産性向上を目的として、1年を通じてノーネクタイによる勤務を実施しています。
資源使用量削減・再資源化
環境に配慮した販促資材採用
ドラッグストアなどに設置するハンガー型販促資材に、古紙を51%以上配合した樹脂や強度のある紙製のフックを採用しています。また、オンデマンド型サービスを導入して高品質の印刷物を少数ロットで印刷し、余剰資材を削減しています。
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- 廃棄紙資材をトイレットペーパーに
- 製造工程で廃棄となった添付文書やパッケージをトイレットペーパーにリサイクルしています。本社で用いているトイレットペーパーは全てリサイクル品です。
- ペーパーレス化の推進
- ITを活用して紙運用からシステム運用に切り替えることや、会議室にモニター・プロジェクターを設置したりすることで、全社的に紙使用量の削減に努めています。
環境負荷の少ない素材
- 環境対応インクの使用
- 環境汚染や人体に影響を及ぼす有害物質の削減を目的に、パッケージとして使用しているケースや台紙のインクを環境対応型に切り替えており、80%以上の製品が対応済みです。