Wさん
- 研究所
- 2014年新卒入社
薬の処方構成や使用感を考えたり、さまざまな試験によって薬効や安全性を確かめたりと、他グループや専門家ともディスカッションしながら薬を創っています。また、工場での大量生産に向けた製造方法の考案や分析法の開発、新商品企画の立案など、業務は多岐にわたります。
Q入社したきっかけは何ですか?
薬に携わる仕事を通じて、
身近な人の悩みを解消したい
昔から薬は私にとって、病気もちの家族を支えてくれる大切なものでした。そこで就職活動では、薬に携わる仕事を探していました。医療用医薬品ではなく、一般用医薬品メーカーを選んだのは、自分が携わった商品が薬局やドラッグストアの店頭に並び、身近な人の悩みを解消して「ありがとう」と言われる仕事がしたいと思ったから。とくに池田模範堂は、社員の方々がしっかり目を見て話をしてくれ、人を受け入れてくれる雰囲気があったことが印象的で、「ここで働きたい」と思い入社を決めました。
Q仕事をする上で大切にしている、
あなたの”こだわり”は何ですか?
新しい経験も失敗の連続も、
全てが成長と成果につながる
「どんな時も楽しむ」ことです。私は入社から5年ほど、品質管理グループで主に商品の出荷試験や安定性試験を担当し、その後に製剤設計グループへ異動しました。業務の内容も幅も違い、最初は戸惑うことばかりでした。また薬の開発は、試作や試験一つとっても試行錯誤の連続。突破口が見つからず苦しい思いをすることもあります。それでも、知識を総動員して試作に励んだり、大学の先生などとディスカッションをしたりしているうちに時間はあっという間に過ぎていきます。それくらい夢中になれる仕事なのです。
失敗から得られることもたくさんあります。全てが自分の成長やその先の成果につながると考えて、苦しくてもあきらめず、全力で楽しんでいます。
Q仕事をする中で嬉しかったことや、
やりがいを感じた瞬間を教えてください
ゼロから一つの商品を生み出せた時の、
言い尽くせない達成感
新しい商品を開発する際には、どんな症状やニーズにフォーカスした薬を創るかなどを精査し、上司や役員にプレゼンしながら、チームで開発プロジェクトを進めていきます。タイトなスケジュールの中、他部門や原料・資材メーカーなどさまざまな人と話し合い、途中で壁にぶつかりながらも一つの商品を生み出せた時の達成感は言い尽くせないほど大きいものです。
製剤設計担当として、薬の処方設計や分析法開発だけでなく、商品企画から販売名の決定に至るまで幅広く携われるのは、個人やチームの裁量が大きい当社ならでは。胸を張って「この薬を創った」と言えます。
Q今後の目標やキャリアプランを
教えてください
池田模範堂の個性を集結させ、
一番手となる商品の開発を目指す
池田模範堂には、専門的な知識や特技を持った個性的な社員がたくさんいます。それが当社の面白さ。バラバラの個性が同じ目標や目的に向かって進み、それぞれの力を発揮すればきっと、日本全国で誰もが知るような、ブランド力の高い新商品を創ることができるはず。チームとしての力を高め、「やっぱり池田模範堂の商品は良い」と認められ、多くの方から「ありがとう」と言ってもらえる商品を創りたい。まずは、担当している乳化技術の研究を商品に結び付け、全国の人にその良さを実感していただけるよう全力を尽くします。
そのためにも、幅広い分野に興味を持つことが大切です。惜しみなく人に投資をしてくれる当社の制度を活用して知識を深め、たくさんの経験を楽しみたいと思っています。
育児にしっかり関われるところです。上司も積極的に育児休業を取得しています。私も周りの方々に仕事をカバーしていただき、2度の育休を取得しました。育休中は、料理や掃除、洗濯などの家事全般を担当。その時しかない子どもの成長を妻と一緒に見守れたことで、家族の絆も深まりました。
- オフの日の過ごし方
- 子供が多くの経験ができるように、家族でいろんな場所やイベントに出かけたり、家では一緒に料理を作ったりして過ごしています。先日は一緒にピザを作りました。
- 最近ハマっていること
- 釣りが趣味で料理も好きなので、釣ってきた魚を料理して、会社の仲間や友達を招き「おうち居酒屋」を楽しんでいます。