品質方針と信頼性保証体制

池田模範堂では製品の信頼性を向上させるため、組織全体で品質に向き合っています。品質目標に従った生産活動、得られた情報のモニタリングや照査、経営陣による品質マネジメントレビューを繰り返し、PDCAサイクルによる継続的改善をおこない、製品品質の向上に努めています。

品質方針

安全と品質の向上を図り、先端の技術と高度な品質保証体制で製品を生産し、
お客様に信頼と満足を供給し、社会に貢献します。

経営陣による品質マネジメントレビュー

経営陣が池田模範堂の品質基準となる「品質方針」を掲げ、達成するために「品質目標」を設定し、製造管理、品質管理、品質保証を行います。
担当者は、設定された品質目標に対する実効性について経営陣に報告し、経営陣は報告された内容・結果を評価し、改善の指示や資源の見直しを行うことで、継続的改善を達成します。

業務改善を通して品質向上を目指す

年間2,000件以上提案される改善提案制度は、開始してから30年以上続いている活動です。制度開始時は提案数が少ない時期もありましたが、ここ最近は提案件数以上に、他者や他部署と共同で考えた提案も増えてきています。日ごろ業務を行っている時に感じたちょっとした不便な点を改善する内容から、大きな効率化になる内容まで毎月多様な改善提案が出されています。
毎月、社長・生産部長・信頼性保証部長が生産現場に出向き、業務改善の提案をした社員から直接説明してもらい、改善提案を確認しています。

信頼性保証体制

医薬品は国によって定められた様々な品質・有効性・安全性に関する基準をクリアすることが求められています。
池田模範堂は、国の基準をクリアするだけではなく、品質を向上させるための体制を構築し、お客様へ安心・安全で高品質な製品をお届けします。

品質向上を目的とする「信頼性保証部」

信頼性保証部は、お客様へ安心・安全で高品質な製品をお届けするため、品質向上に関わる「品質管理」「品質保証」「信頼性推進」の3つのグループを連携させ、迅速な課題抽出・問題解決に取り組みます。

信頼性保証部 信頼性推進グループは薬機法、GQP/GVP省令等に基づき以下の業務をおこなっています。原薬メーカーや自社工場、製品委託先の管理監督。副作用等、安全性に関する情報の収集・対応。広告や資材表示事項に関する確認。お客様から寄せられた品質情報の対応。製造販売承認書の申請業務や承認書の取り扱い。品質保証グループはGMP省令等に基づき以下の業務をおこなっています。自社製品の製造管理や品質管理に係る業務。お客様から寄せられた品質情報の調査。GMP適合性調査申請などの行政対応等。品質管理グループは自社製品の品質を確認する試験をおこなっています。原料・資材の受入試験。製品試験、安定性モニタリング。製薬用水や設備の洗浄確認など製造環境の試験等。

安心・安全な製品の品質を保証するために

品質は工場だけで作られるのではなく、研究・開発から販売後まで品質に対して真摯に取り組むことによって、安心・安全で高品質な製品として認められると考えています。製品サイクルのあらゆる過程に品質に関する部門がかかわることで、お客様との信頼関係構築を目指します。

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